噴火で流れた熔岩には二種類ある
液状マグマと塊状マグマの二種類あり。
西側熔岩流は、液状マグマ(高温融解体)に由来するが、やや粘張度が低く、斜面を急速に流れ、緩斜面で固結した。東側熔岩流は、斜面の傾斜が緩やかで流れが遅いため、斜面を流れながら熔岩が固結(熔岩じわ)し始めた。
熔岩堤防は液状マグマが固結したもので、塊状熔岩(本質岩塊)は塊状マグマに由来し、同じ時期に噴出したものではない。まず、液状マグマが流出し、次いで塊状マグマが流出したもので、最初に流れた液状マグマが固結した上に、塊状熔岩が堆積したようだ。 •そのほかに泥に混じって六里ヶ原、吾妻川へ大量の熔岩が流れた •一方浅間山火口の容積は 0.5I0.4I0.3=0.06平方km(火口の深さ300mの時) となり、熔岩の流出がいかに大量であったかがわかるであろう。 熔岩流出総量
私の試算では
•液状マグマ:0.5(幅)I4(長さ)I0.004(高さ)=0.008(西側)、0.4I3I0.004=0.0048(東側)で合計すると0.08+0.048=0.0128平方kmとなる。
•塊状マグマ:0.5(幅)I2(長さ)I0.05(深さ)=0.05平方kmである。
•液状マグマと塊状マグマを合計すると0.008+0.0048+0.05=0.0628平方km。
0.5I0.4I0.5=0.1平方km(深さ500mの時)